セキュリティ
コンタクトセンター環境セキュリティを強化する方法はいくつかあります。 OpenID ConnectまたはSAML 2.0の認証プロトコルを使用して、ユーザーのCXoneユーザーアカウントを、アイデンティティプロバイダー(IdP)にリンクできます。 また、ログイン時にユーザーが追加の身元確認を行う必要があるように、多要素認証(MFA)を有効にすることもできます。
チャネルごとのセキュリティ
エージェントとコンタクトとの間の通信チャネルには、CXone以外のプラットフォームが関わることがあります。 CXone外のプラットフォームは、CXoneと同じコンプライアンス基準を満たしている場合とそうでない場合があります。 使用する外部プラットフォームチャネルを通じて情報が適切かつ安全に取り扱われていることを確認する責任は、利用者にあります。
チャネルプロバイダーと連携する際には、「保存時」と「転送時」の暗号化を含む情報管理のあらゆる側面に対応することを忘れないでください。
チャネル |
リスク声明 |
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音声、ボイスメール | 音声およびボイスメールは、公衆キャリアネットワークを経由するため、傍受される可能性があります。 |
SMS |
SMSは、CXone外の複数のネットワークキャリアを経由します。 これらのキャリアは音声キャリアと同様にFedRAMP認証の対象外です。 これらのキャリアは、SMSを暗号化せずに送信する場合があり、CPNI (電話のメタデータ)や、SMSメッセージのデータを保存する可能性があります。 |
Eメール |
Eメールが送信されると、CXoneや組織の管理外となります。 組織内で適切なEメールの内容に関するポリシーを作成し、遵守してください。 |
チャット | チャットはエンドツーエンドで暗号化されています。 CXoneの完全な管理化にあり、CXoneのエンドツーエンドのコンプライアンスに準拠しています。 |
パートナーチャネル |
パートナーチャネルには、Facebook、X (旧Twitter)、WhatsApp、YouTube、Telegram、LINE、Googleプレイス、Google Play、LinkedIn、Instagram、Apple Apps Review、Apple Messages for Business、ソーシャルリスニング、WeChatが含まれます。 この声明は、パートナーチャネルからのコンタクトをルーティングするために使用されるワークアイテムにも適用されます。 すべてのパートナーチャネルでは、サードパーティがメッセージを配信します。 チャネルによっては、情報がライブWebサイトに表示される場合があります。NICE CXoneプラットフォームの範囲内ではコンプライアンスが保証されていますが、パートナーチャネルのコンプライアンスは保証されません。 各チャネルの適切な使用について、これらのパートナーと相談し、内部ポリシーを作成する責任があります。 |